こんにちは!
今日は東大理科三類と京大医学部のダブル合格を達成するという前代未聞の偉業を成し遂げられた近藤先生について紹介していきます。
【入試数学の掌握】シリーズの評価、難易度、使用感、感想とおすすめの使用法!東大京大国公立医学部入試の数学で稼ぐ方法! - 東大京大国公立医学部JOURNAL
近藤先生は受験生時代は鉄緑会と駿台予備校に通われていたそうです。
著書である大学入試数学の大人気シリーズの入試数学の掌握シリーズの書き方や説明の仕方にも駿台予備校でエクストラ数学αなどを担当されている講師の三森司先生などの影響が表れているという話は有名です。
例えば、入試数学の掌握では口語調の説明の中で時たま、だぜぇ、という言葉が出てきますが、これは三森司先生の口癖です。
また、具体的な解法の手法の部分でも三森先生の教え方との共通点がいくつか散見されます。
また、鉄緑会にも通われていた近藤先生は現役で東京大学理科三類に合格され、しばらくは受験の世界から離れて東大医学部生としての日々を過ごされました。
しかし、体調を崩されてしまったことから東大医学部をお辞めになり、関西に帰り鉄緑会大阪校で講師を勤められています。
鉄緑会の講師になるには非常にハイレベルな学力があることが求められるので当時の近藤先生も相変わらず受験数学の力にほとんど衰えが見られなかったことがわかりますね。
入試数学の掌握は鉄緑会の講師としての指導キャリアの終わりごろに書かれたもののようです。
また、鉄緑会の講師として作成されたオリジナル教材も現在もメルカリなどで高値で取引されているようです。
それだけ、客観的に見ても優れた教授法だったということではないでしょうか?
京大医学部に入学されるという理由で鉄緑会の講師をおやめになった後はあまり講師として目立った活動はされていないようです。
入試数学の掌握シリーズが非常に秀逸であることからも続編を期待してしまうところですが、それは近藤先生が現在医師としてご活躍なされていることを踏まえても、少し難しいのかもしれません。
ですが、東大医学部と京大医学部の両方に合格なさるという偉業を成し遂げたのは歴史的にも非常に珍しいでしょう。