【サッカー日本代表】右WGの起用法について!右ウイング久保建英、堂安律、伊東純也らの序列、最適解は?ROAD TO Qatar!
こんにちは!
今日はサッカー日本代表の右ウイングのポジションについて考察していきます。
最近の日本代表で伊東純也、久保建英、堂安律といった実力のある選手たちによってポジション争いが繰り広げられているのが右ウイングですが、右ウイングは現代サッカーでは右利きの選手ではなく、左利きの選手が務めるのが通例です。
理由は右サイドからカットインして、中に入り、ゴールを目指す際に左利きの方が有利だからです。
この点において、堂安律と久保建英は左利きですが、右利きの伊東純也は変わっているといえます。
それぞれの選手の特徴について解説していきます。
まずは伊東純也です。
伊東は現在ベルギーのゲンクでレギュラーでプレイしています。
2021-2022シーズンも開幕前は優勝候補と言われていたゲンクですが、序盤はかなりの劣勢を強いられました。
しかし、現在は伊東の活躍もあって持ち直してきています。
2020-2021シーズンはジュピラー・プロ・リーグで二桁ゴール、二桁アシストを達成しています。
日本代表でもアジア最終予選ベトナム戦で決勝点となる重要なゴールを挙げるなど久保建英、堂安律が負傷中で離脱していた時期に大きく評価を伸ばしてきました。
伊東純也の武器はスピードです。
ライン際でスピードのあるドリブル突破で相手の選手を置き去りにするのは大きな特徴だといえるでしょう。
久保や堂安にはない強みがあるといえます。
一方でポジショニングには改善すべき点、が見られます。
特に久保は試合の流れを読む能力に長けているだけに伊東もポジショニングの能力を改善すればさらによい結果が目指せると思います。
次は堂安律です。
堂安は2020-2021シーズンはブンデスリーガのアルメニア・ビーレフェルトにレンタル移籍していましたが、2021-2022シーズンからは保有元のcl優勝経験のある強豪PSVに復帰し、コンスタントに試合に出場しながら活躍しています。
堂安の強みは強烈なミドルシュートと周りとの連携です。
クラブでの試合でも目が覚めるような強烈なミドルシュートを何本も決めています。
また、東京五輪では久保建英との連携コンビが高い評価をうけ、ベスト4という結果に大きく貢献しました。
また、身長こそ高くはないものの堂安は簡単には当たり負けしない強靭なフィジカルを持っています。
伊東に比べるとまだまだ若いだけにこれからの伸び代が期待されます。
最後は久保建英です。
久保はまだ二十歳ながらもラ・リーガでプレイしていますので、この3人の中では最も若くして唯一の5大リーガーということになります。
バルセロナの下部組織出身である久保の武器はプレーインテリジェンスの高さとやはりドリブルでしょう。
また2020-2021シーズンにエメリ監督のビジャレアルにレンタル移籍で加入したころから守備にも改善が見られました。
巧みなテクニックによるドリブル突破は他の二人には見られない強みです。
この3人の中では久保が右ウイングとしては最もレギュラーに近い位置にあるのではないでしょうか?
また久保はインサイドハーフやトップ下の位置でもプレイすることが可能ですので、上の二人と共存することも可能でしょう。
特に堂安とは中央久保建英、右堂安律というフォーメーションで東京オリンピックで見せた輝きをもう一度再現することができるのではないでしょうか?