【英文読解の透視図】の評価、感想とおすすめの使用法!東大京大国公立医学部入試英語で稼ぐ方法!ぽれぽれとどちらがおすすめ?
こんにちは!今日は英文読解の透視図について紹介していきます!
◯英文読解の透視図の特徴
英文読解の透視図は英文の構造を掴む力をつけるための英文解釈の参考書です。
受験生向けというだけでなく、社会人で各種英語試験を受ける人などにも効果的という、かなりレベルの高い参考書となっています。
英文読解の透視図は英文解釈の参考書の一冊目としても最適です。
その理由としては文法事項の確認や単語についての語句注がついているため、まだ英語全般の知識が定着していないと言う人でも、文法や単語の知識を確認しながら英文解釈の学習をすることができることが挙げられます。
他のぽれぽれなどの英文解釈の参考書では解釈以外の事項は省かれているということが多いので、この点については英文読解の透視図の大きな特徴といえます。
また、かなり長文の問題も出題されていますが、日本語訳が全文訳もありますが、一文一文にわけて訳してくれているので非常に学習しやすいです。
解説は初心者向けなところもありますが、解釈の難易度としてはかなり高めなので、東大、京大志望などの上級者にもおすすめできます。
長文の問題が出題されるので、英文読解の透視図に取り組むだけで多読に繋がりますので、難易度の高い英文を読むスピードのアップにつながります。
問題の出題は大学の入試問題からの出題がほとんどで、東大、京大や一橋といった難関大学からも多く出題されていますが、上に書いたように解説が基本的な知識から書いてくれているので、MARCH志望や関関同立志望、地方国公立大学志望などのレベルでも十分理解することができると思います。
英文解釈として挙げられる事項のうちほとんどを扱っていて網羅性が高いのでこれ一冊を完璧にしておけば、英文解釈についてはばっちりです。
さらに、一つのテーマについて例題とチャレンジ問題という形で必ず複数回触れてくれるようになっているので、より抜けがないように理解することができます。
◯次にやるべき問題集
英文読解の透視図を完璧にマスターしたあとはその感覚を実戦で活かせるようにするために志望する大学の過去問に取り組むのがおすすめです。
英語は考えても考えてもわからない、ということが起こりにくい科目ですので、まだ受験までかなり時間があると言う人も十分過去問と戦えます。
まだ自分の志望校が決まっていないという人はとりあえず東大の過去問に取り組んでみるのがおすすめです。
東大の英語はスピード重視であるため、非常に量は多いものの内容は意外と基本的なものでほかにもっと難しい大学がたくさんあるほどです。
そのため、東大の英語は基本を確認しながらも全体的な英語力をあげるために最適な問題集というわけです。
【赤本】東大の英語27ヵ年について!青本との違いは? - 東大京大国公立医学部入試研究会
一方で東大の英語がスピードはともかくとして、問題としては簡単すぎる、と感じる人も少なくないのではないでしょうか。
そのような人で、英語の中でも難易度が高い部類である、英作文と英文和訳の能力を伸ばしたいと言う人には京大の英語がおすすめです。
京大の英語は東大とは逆に時間的には余裕が生まれやすいものの問題の難易度は非常に高いです。
【青本】京大入試詳解25年について(英語編) 赤本との違いは? - 東大京大国公立医学部JOURNAL
英文読解の透視図で磨いた英文解釈の力を最大限に発揮することができるのが京大の英文和訳ではないかと思います。
もちろん、京大の英語はTOEFLやTOEIC,IELTSを受験する場合にも非常におすすめできる問題の質の高さです。
◯英作文のおすすめ教材は?
英文読解の透視図は英文解釈向けの教材ですので、流石に英作文にまで対応することはできません。
そこで、同じくらいのレベルの英作文教材として、例解 和文英訳教本シリーズがあります。
詳しくは上の記事で説明していますが、和文英訳教本シリーズでは他の初心者向けの参考書では触れられることはほとんどない、ニュアンスの違いやコロケーション、冠詞などに触れています。
そのため、英作文にも強くなりたいと言う人は和文英訳教本に取り組むことがおすすめです。