【青本】京大入試詳解25年について(英語編) 赤本との違いは?
こんにちは!今日は京大の英語の青本について紹介していきます。
京大の入試英語は大問1と大問2が英文和訳問題三問ずつで、大問3が英文和訳問題2問というのが長年続いてきた傾向でしたが、最近は少し変化が見られています。
大問1と大問2の英文和訳問題の一部が下線部の理由説明問題になったり、大問3の和文英訳問題の一問が自由英作文問題になったり、とここ数年の間に変化がありました。
しかし、他の大学と比べて、京大英語は大変クセがあるものとなっています。
そのため、過去問を用いての繰り返しの対策は必須となっています。
京大英語の大問1,2では非常に難解な単語やアカデミックな単語も含まれる文章が出題されます。
そのため、少なくとも共通テストレベルの単語は完璧にしておくとともに、英検準一級レベルの単語や熟語も知っておきたいです。
学校で配られる単語集に加えて、鉄壁や準一級出る順パス単などをやれば大丈夫です。
当然のことですが、単語の意味がわからないと読解もしようがありません。
また、京大の読解問題では構文に対する理解も必要です。
構文分析の参考書は品揃えがいいので、独学で一冊を完成させれば、知識としては十分です。
英文読解の透視図やぽれぽれ英文読解、英文読解の原則125などがおすすめでしょう。
和文英訳問題では英語に訳しにくい日本語を、訳しやすい形に噛み砕く力が求められます。
青本では複数の解答例が紹介されているので、しっかりと自分の解答と見比べるようにしましょう。
青本に比べて語句注がついていて、英語が苦手な人でもわかりやすいのが赤本を使うメリットです。
一方で、青本は和文英訳の別解の量が多いなど、細かいところまでの解説の言及が多いのが特徴となっています。
青本は語句注がない分、構文の解説が豊富となっていますので、ある程度の実力がないと理解することが難しいやや上級者向けの解説となっています。
いずれを使うにしろ、実際に自分の目で確認して自分と相性の良い方を選ぶのがよいでしょう。