【赤本】東工大の数学20ヵ年の評価、使用法、難易度について!
こんにちは!今日は東工大の数学20ヵ年について紹介していきます。
まず、東工大の数学は問題としては現在日本で最も難しいセットといえます。
一問あたりの解答時間が36分となっていて、東大、京大の一問あたり25分よりかなり長くなっていることも影響しています。
東大も京大も理系は大問六問を150分間で解くという形式ですが、東工大の数学は大問が五問で解答時間は180分間となっています。
東工大の数学は近年やや易化しました。
ただこれは入りやすくなったというわけではなく、競争が高得点での競争となったというだけなのです。
簡単なところでの取りこぼしをなくすとともに、計算量が多い問題、発想力が必要な問題など、ライバルたちの多くが取れないと考えられる問題を正解する力が必要になります。
そのため、対策として東工大志望者は次の問題集がおすすめです。
また、大学の入試問題は大学の教授が必要とする人材へのメッセージであるという観点からも、過去問の対策は早いうちから行っておいた方がいいです。
ただ、赤本の解説はあっさりなものとなっていて、教科書レベルの内容を理解したというだけだと理解することができないです。
そのため、東工大の過去問を解く前にある程度の実力を、特に頻出分野はつけておく必要があるのです。
東工大では数学の配点が全体の40パーセントとなっています。
東工大入試数学では大問が5つあるので、大問一つだけで全体の8パーセントというわけです。
非常に数学が大きなウェイトを占めるので、普通であれば過去問は秋頃からやる人が多いですが、特に東工大志望者の数学は万全を期すためにも、夏休みを利用して赤本を一周した上で、見えてきた改善点を修正していくべきなのです。
また、解説はあっさりしていますが、東大、京大、国公立医学部志望者で数学で稼ぎたい人も難易度の高い東工大数学を解いてみる価値はあると思います。
自分の志望校よりも難しい問題を解いてきた経験は必ずライバルたちとのアドバンテージに繋がるはずです。