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【青本】東大入試詳解25年について(英語編)赤本との違いは?

こんにちは!今日は東大入試詳解25年(通称:青本)について紹介していきます。

 

まずは赤本との比較です。

 

東大の過去問集では教学社の赤本の方が有名な竹岡宏信先生によって執筆されているため、青本は他の教科に比べてみると不人気であると言われていますが、文法事項などの解説では青本の方が優っています。

 

一方で青本には語句注が少なく、赤本ではほとんどの長文問題に語句注がついているということを考えると、この部分は少し上級者向きと言わざるを得ません。

 

しかし、東大英語はスピードが必要になりますが、それほど高い語彙力は問われていません。

 

そのため、ある程度の英語力が有れば語句注がなくても本文の全訳だけで理解することも十分に可能でしょう。

 

赤本の解説はかなりシンプルになっていますが、青本では補足事項なども含めて、詳しく解説してくれているのは強みだと言えます。

 

いずれにしろ自分に相性の良さそうな方を選ぶというのが良いでしょう。

 

東大の英語では先ほども書いた通りかなりのスピードが問われます。

 

問題もめちゃくちゃ難しいというほどではないですが、簡単だというわけでもないです。

 

そのため、問題の難易度だけでは同程度の難易度と言える旧帝国大学の過去問を時間を短めで解くのも東大英語の対策として有効であるでしょう。

 

例えば神戸大の英語などは基礎的なことを重視した標準的な問題も多く揃っており、東大英語の対策にもあっているといえます。

 

また、受験英語の対策において1番大切なことは早めに完成させることです。

 

英語は理科や社会と比べて短期間で実力を大きくアップさせるのが難しい教科です。

 

そのため、一年生の間に単語や熟語、文法などといった基礎的なことを固めて、二年生からは長文や英作文、リスニングなどの演習に切り替えていき、三年生のスタートとともに過去問演習に切り替えられるくらいのペースが望ましいでしょう。

 

東大志望の中には高一から過去問を解けるレベルだった人や帰国子女なども多くいますので、厳しい競争を勝ち抜くためには、かなりのペースで学習を進めていく必要があります。

 

ある程度実力がついた後だと英語は点数が比較的安定しやすい教科ですので、得点源として期待することもできるでしょう。

 

過去問演習には特に最初の方はかなりの時間がかかると思いますが、繰り返し取り組むことで解けるスピードが上がっていき自信に繋がると思います。