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こんにちは!

【赤本】名古屋大の化学15ヵ年の評価、使用法、難易度について!

こんにちは!今日は名古屋大の化学15ヵ年について紹介していきます。

 

 

名古屋大学の化学では基礎的な内容を重視した上で応用的な問題も含めた出題がなされています。

 

問題自体の特徴はそれほど大きくないのですが、過去問演習として対策すべき要素が二つあります。

 

一つは問題文の長さです。

 

一般的な問題集では過去問の一部から問題文を切り取って掲載しているため、実際の出題よりも問題文の長さが非常に短くなっているという場合がほとんどです。

 

問題文が長くなると、情報を整理する能力や情報を読み取る能力が問われるばかりではなく、問題を解くスピードも重要になってきます。

 

確かにいつも長い問題文に触れながら演習を積むというのはあまり効率的なことではありません。

 

なぜなら、長い問題文を読んで演習を積んでいると非常に時間がかかってしまい、基礎的な事項の確認などの演習の目的には適さないからです。

 

そのため、普段は一般的な問題集の形式で勉強するのがおすすめです。

 

一方で直前期に近づいてくるとやはり、本番に近い形式での問題演習をすべきです。

 

二つめは時間を測って本番さながらの状況で過去問演習に取り組む必要があるということです。

 

赤本の解説はシンプルですので、それまでに、それだけで時間をかけずに理解することができるだけの能力をつけておかなければなりません。

 

もちろん基礎的な事項は過去問演習に入る前に他の参考書や教科書、問題集などで完璧にしてから過去問演習に挑むようにしましょう。

 

名古屋大学の過去問が15ヶ年分すべて終わったという人はもう一周やり直すこともおすすめですが、東大や京大などの名古屋大学よりも難易度が高い大学の過去問に挑戦するのもおすすめです。

 

本番で出題される問題よりも難しい問題を普段から解いておくことで、本番で難化した問題が出題されても落ち着いて解くことができるでしょう。

 

もし取り組むのであれば、東大や京大の過去問では青本と赤本があるのでどちらか実際に見た上で自分に合った方を使用するようにしましょう。

 

直前期だったとしても過去問を解く際にはきちんと解くことができなかった問題や間違えてしまった問題の復習をする様にしましょう。

 

過去問から本番で類題が出題されるというケースもある程度見られます。

 

もし類題が出題されたときに、せっかく過去問をやったのに解けないなんてことがないようにしっかりと対策しましょう。

 

名古屋大学の化学に取り組む際におすすめの問題集について紹介します。

 

難関大学受験の対策問題集として最も多く使われている問題集で代表的なものとして化学の新演習が挙げられます。

【化学の新演習】の評価、レベルとおすすめの使い方!東大京大国公立医学部入試で高得点を取る方法! - 東大京大国公立医学部JOURNAL

 

化学の新演習では問題数が十分にあり、多くの大学の過去問が全体の網羅性が高くなるように扱われています。

 

そのため、化学の新演習を一冊完璧にするだけで十分に名古屋大学の化学の赤本に取り組む準備ができたと思っていいでしょう。

 

化学の新演習よりもさらにレベルが高い問題集として、新理系の化学問題100選があります。

【新理系の化学問題100選】のおすすめの使用法!東大京大国公立医学部入試で高得点を取る方法! - 東大京大国公立医学部JOURNAL

 

新理系の化学問題100選は現在ある化学の大学受験用の問題集の中でもトップレベルに難しい部類に入ります。

 

また、過去問と同じように出題された問題をそのまま掲載して解説していることから本番のままの問題に取り組むことが可能であるレアな問題集です。

 

難易度的にも名古屋大学の赤本よりも難易度が高いといえるので、順番としては赤本が終わってから新理系の化学問題100選に取り組むことが望ましいと言えます。

 

新理系の化学問題100選の中では同じシリーズである、新理系の化学という参考書とセットで使われることを想定しているような記載があります。

 

【新理系の化学】のおすすめの使用法!東大京大国公立医学部入試化学で稼ぐ方法! - 東大京大国公立医学部JOURNAL

 

例えば新理系の化学問題100選の中で解説しきれないところは新理系の化学の◯◯ページ参照、のように書かれていたりします。

 

そのため、新理系の化学問題100選に取り組むというときは新理系の化学もセットでやった方が効果的といえますが、問題を解いて理解するだけならば新理系の化学を絶対に使用しなければ困るということはありません。

 

 

また、化学の新演習の難易度が少し高すぎると感じた人は定番の重要問題集に取り組むことがおすすめです。

2022年化学【重要問題集】のおすすめの使用法!難関大学入試化学で高得点を取る方法! - 東大京大国公立医学部JOURNAL

 

名古屋大学の化学と重要問題集とでは少し難易度にひらきがあるので、できれば上であげたような化学の新演習などのレベルの問題集に取り組んだ上で過去問演習ができればいいですが、時間がなければ重要問題集だけでも構いません。

 

少し数研出版独特の無機質な解説な部分もありますが、必要な情報は記載されていますので全く問題はないといっていいでしょう。

 

重要問題集は学校で配られるリードαやセミナーレベルの教科書併用問題集ができれば全然解けるレベルです。

 

簡単なA問題と少し難易度の高いB問題に分かれていますが、二回目はB問題だけなど問題数を絞りながら何周も周回することができれば望ましいでしょう。